喪服マスター大作戦!

2017年04月25日

最後のお別れの場にふさわしい服装のマナー

亡くなった方との最後のお別れの場になる通夜や葬儀・告別式では、失礼にならないように身だしなみのマナーを把握しておきましょう。通夜は、以前は地味な平服でよいとされていました。しかし、現在は通夜のみに参列する傾向が高くなっているために、最後のお別れとして喪服が一般的になっています。

男性の参列者の服装はブラックスーツで、白いワイシャツに黒いネクタイを着用します。また、ベルト・靴下・靴も黒いものを選びます。結婚指輪は身につけられますが、他の光る装飾品は控え、金色の腕時計や光るバックルのベルトは避けましょう。

コートを着用している場合は、玄関に入る前に脱ぎましょう。葬儀場でも、会場に入る前に脱ぎます。ハンカチは出来るだけ無地のもので、黒・白・グレーなどの地味な色のものを選びます。女性の参列者の服装は黒いフォーマルドレスで、アンサンブル・ワンピース・スーツなどを着用します。

特にボレロやジャケットとワンピースがセットになっているアンサンブルは、様々な気候に対応できるため人気があります。肌は露出せずに隠すことがマナーなので、夏でも袖は5分より長めのもので、スカートの丈は座っても膝が出ないものを選びます。ストッキングは黒で、ラメや光沢があるものや肌色のものは不可です。

また、タイツはカジュアルな印象になってしまうために向きません。靴は黒いパンプスですが、他の冠婚葬祭には代用しにくいため、喪服用を準備することをがおすすめです。パンプスは光沢や装飾がなく、先がとがっていないデザインのものを選びます。

ヒールは、低すぎるとカジュアルになり、高すぎると華美になってしまうので、4~6センチくらいが丁度よいでしょう。ストラップのあるものも、金具が目立ったり華やかに見えてしまうためにふさわしくありません。アクセサリーは結婚指輪以外は基本的には外しますが、パールは身につけることが出来ます。

ネックレスを身につける場合には、二重のものは「不幸や悲しみが重なる」といったイメージがあるために避け、一連のものを身につけましょう。お化粧は薄化粧にとどめ、マニキュアや香水は控えます。足のネイルは見落としがちですが、お座敷などに上がるとストッキングから透けて見えますので、自然な色以外は落とした方がよいでしょう。髪の長い方は、黒いヘアゴムとピンでまとめて、すっきりとしたスタイルにします。マナーを守った服装で、故人との最後のお別れの時を迎えましょう。

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